廿日市史:hatukaiti hisutory

"焼酎哀歌" もつれもつれる、ものおもい 重い思いに、 おもやつれ やるせない夜の、やりがてに やわき心を、 やぶるひと ひとりのむさけ、ひとしずく ひとり人思う、 一人ざけ ふたりかたらう、ふたりざけ はずむ話と、 はじらいと よによいひと、よいごこち あうせ妖しい、 あわき愛

図説 廿日市の歴史 発刊にあたって

       
 
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  『図説 廿日市の歴史』f:id:matmkanehara:20191001040726j:plain

発刊にあたって

廿日市市長 山下三郎

  廿日市市は、
 昭和63年(1988)の市制施行から数えて、
 今年で十年目という記念すべき年を
 迎えました。
 
 この間、
 本市はさまざまなプロジェクト事業を
 着実に推し進め、
 都市としての基盤整備に務めるとともに、
 いままた躍進する廿日市市
 行政・文化の拠点としても、
 また廿日市市のシンボルとしての
 庁舎・廿日市市完成を見ました。

 この市制施行十年、
 庁舎・文化センターの完成を一つの契機として、
 新たなまちづくりに挑戦しようとしています。

 この新しいまちづくりの原動力は
 市民の力、市民の英知であり、
 その結集なくして新しい
 「まちづくり」は実現できません。

 そして、そのもとになるのは、
 市民のこのまちに対する
 「愛情」であり、「誇り」であります。

 郷土に対する「愛情」や「誇り」こそ、
 まちづくりの原動力と言えるでしょう。

 郷土に対する「愛情」や「誇り」は、
 まず「郷土を知る」ことによって、
 育まれるものと思います。

  また、
 それぞれの都市は
 それぞれの歴史を持っており、
 その歴史を基盤として、
 そのうえに新しい歴史が刻まれていきます。

 そうした意味から、
 私たちの祖先や先輩たちが
 このまちにどのような歴史を刻み、
 どのように生きてきたかを知り、
 その歴史・文化をしっかりと継承し
 発展させることは、
 現代に生きる私たちの責務であると同時に、
 これから新しい「まちづくり」を
 進めていくうえでの課題でもあります。

  本書は、
 これとは別に廿日市の未来を担う
 児童・生徒を対象として発刊した
 石ノ森章太郎先生による
 『まんがはつかいちの歴史』とあわせ、
 庁舎・文化センター落成記念・
 市制十年記念事業の一つとして、
 このような観点から、
 こうした課題に応えるものとして
 編さんされたものです。

 この本をご覧いただくことによって、
 市民の皆さんに郷土「廿日市の歴史」を
 より深く知っていただき、
 このまちに対する
 「愛情」や「誇り」が育まれ、
 新しいまちづくりにいささかなりと
 寄与できるよう願ってやみません。

  本書の編さんに当たっては、
 監修をお願いした広島大学名誉教授
 後藤陽一先生をはじめ、
 編さん委員・編集委員・執筆者の皆さんなど、
 多くの方のご協力をいただきました。

 ここに深甚なる敬意と謝意を捧げて、
 発刊の言葉といたします。

   平成九年四月

 

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         材木入札場の絵馬

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図説 廿日市の歴史

平成9年3月25日発行

編集・発行 廿日市市
〒738
広島県廿日市市下平良一丁目11-1 
電話 (0829)20-0001

印刷 株式会社 ぎょうせい
中国支社
〒730
広島市中区八丁堀2-6
電話 (082)221-6711
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M.K記